爽やかな風が頬に伝わるようになりました。晩春と立夏のちょうど境目になる皐月。心地よい季節になりました。
 
 今年は、桜の開花が早く例年より暑い夏になりそうですが、若葉の香りが漂う清々しい季節をじっくり味わいたいものです。新茶に初鰹など、初物と呼ばれる物には生き生きとした気が漲っており「初物七十五日」(初物を食べると寿命が七十五日延びる)、「初物は東を向いて食べると福を呼ぶ」、「八十八夜に摘んだお茶を飲むと無病息災」等の言い伝えも残っています。新たな生命力を得て福を呼ぶことが出来るということですね。

 ゴールデンウイークが終わりますと、夏休みまで長い休息を得ることが出来ない方が多いと思いますが、暖房器具を仕舞って初夏の日差しを感じながら外気に触れますと、どことなく心安らぐような気持ちになってきます。仏さまを仰ぎ、手を合わせ、「南無阿弥陀仏」とお念仏を唱えれば、不安や怒りなど悪い思いは徐々に消え去り、落ち着いて快い気持ちが芽生えてまいります。良い状態に心身を整えれば、御縁に恵まれ、良き方向へと結果が導かれるでしょう。
 
 ぜひ過ごしやすいこの時期に、仏さまをお参りし生かされている喜びを感じていきたいものです。

 




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