最近流れるニュースは、微笑ましい話題ではなく、眉をしかめるような話題や事件ばかりです。その中で気付くことは、人と人とが信じあうことが出来ずに行動しているということであります。夫婦、親子、経営者と労働者、教師と学生等、立場は違いますが、信じるという基盤を失って、自由というものをどこかしら勘違いして、自分の思うがままをぶつけているといった状態が現代であります。不信は不信をよんで気持を通わせることが出来ず、様々な事件となります。まさに最近のニュースは不信の生み出した悲劇であります。

 仏教とは、信じるこころを養うことであります。お互いがまごころを通わせて、人生を幸せにするのが信仰でありお念仏であります。

 日本人の大半は、私は無宗教です、宗教は弱い者の逃げ込むところだ、といって宗教にアレルギーを持っているようです。グローバル社会を掲げていますが、世界の中でこれほど何かを信じるといったことに遅れている国はありません。つまり、こころの豊かさは世界的に遅れているということになります。

 どうか世界だけをみるのではなく、今一度私たちの国から見直していきましょう。昔の日本人にはあったこころの豊かさを取り戻した時、改めて「本当に日本人に生まれてよかった」と実感出来ると思います。
合掌

(谷口 明信)




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